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狼に育てられた少年が、忘れられた廃都で出会ったのは、もはや炎さえ吐けぬ老いた竜だった。少年が持ち去った宝玉の鉤棒は人から人へと渡り歩き、血の連鎖を呼ぶ。牙を一度も振るわぬ竜の沈黙が映すのは、人間自身の強欲だった。