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妻の小言から逃れて山をさまよう怠け者の男は、二十年に一度だけ竜の一族が開く無言の宴に迷い込み、盗み飲んだ一杯の酒とともに深い眠りに落ちる。目覚めたとき、彼だけが取り残されていたのは酒でも竜の悪意でもなく、現実の二十年という歳月だった。