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鉾ヶ岳の封印が破れ、地の底に眠っていた古竜の群れが阿久多の里を焼き尽くす。書役の伊織は妻とはぐれ、老神官と猟師とともに灰都を目指すが、迎えた最後の夜、竜たちは人の手を借りず、次々と斃れていく。それは勝利ではなく、あまりに小さな理由による、圧倒的な者の終焉だった。